小坂健教授 東京都コロナ新規1000人超に「“やっぱり来てしまった”というところが率直なところ」

[ 2021年7月15日 11:38 ]

TBS社屋
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 元国立感染症研究所主任研究官で厚生労働省クラスター対策班メンバーの東北大大学院・小坂健教授が15日、TBS「ひるおび!」(月~金曜前10・25)に出演。東京都で14日に新型コロナウイルスの感染者が新たに1149人報告されたことに言及した。

 1000人台の新規感染者数は5月13日以来、約2カ月ぶりとなり、「第4波」のピークだった5月8日の1121人を上回った。新規感染者数が前の週の同じ曜日を25日連続、直近7日間を平均した1日当たりの新規感染者数は800人台に上昇して823・3人となり、前週比は130・3%。前日に比べ、入院患者は37人増の2023人、うち重症者は4人減の54人。死者は4人だった。

 東京五輪の開幕まで10日を切った段階で開催都市の再拡大が鮮明となり、小坂氏は「専門家の間では、14日あたりに推測をしている中では1000人を超えるということは考えられてきたので、ある意味“やっぱり来てしまった”というところが率直なところ」と話した。

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