古市憲寿氏 4度目の緊急事態宣言「出すんだったら、じゃあ五輪はやめればって思っちゃいますね」

[ 2021年7月8日 10:18 ]

フジテレビ社屋
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 社会学者の古市憲寿氏(36)が8日、フジテレビの情報番組「めざまし8(エイト)」(月~金曜前8・00)に出演。政府が東京都に4度目の新型コロナウイルス緊急事態宣言を12日から発令する方針を固めたことに言及した。

 政府は、まん延防止等重点措置を延長する当初方針から転換した。23日に開会式を迎える東京五輪の都内の会場を無観客とする方向で調整する。沖縄県の緊急事態宣言は延長する。埼玉、神奈川、千葉、大阪の各府県のまん延防止等重点措置は延長する見通し。いずれも8月22日が期限。条件付きで午後7時まで容認していた重点措置の地域での酒類提供は原則停止とする。

 古市氏は「緊急事態宣言は重い宣言だと思いますよ。やっぱり飲食店の方をはじめ個人の自由を制限するわけじゃないですか。民主主義、自由主義のこの日本において、それを制限するってすごい重いこと。重いことをするにもかかわらず五輪をするってチグハグだと思う」と指摘。そして「本当に国が緊急事態だと思っているなら、東京都が今のこの状態を緊急事態だと思っているならば五輪はやめるべきでしょっていう…緊急事態中にもかかわらず五輪をするっていうのは、僕個人として納得できないし」と言い、「僕は五輪できると思うんです。できると思うんですけど、緊急事態宣言を出すんだったら、じゃあ五輪はやめればって思っちゃいますね」と自身の考えを述べた。

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2021年7月8日のニュース