橋下徹氏 ロッキン中止に「五輪をやるんだったらロッキンやる、ロッキン中止だったら五輪中止」

[ 2021年7月8日 17:05 ]

橋下徹氏
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 元大阪府知事で弁護士の橋下徹氏(51)が8日、フジテレビの情報番組「めざまし8(エイト)」(月~金曜前8・00)に出演。日本最大級の野外音楽祭「ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2021」の中止が7日に公式サイトで発表されたことに言及した。

 昨年はコロナ禍で中止となった同フェスは、今年6月、8月7~9日、14、15日の計5日間、茨城・国営ひたち海浜公園にて開催されることが発表されていた。公式サイトの発表によると、「安全なフェス実現に向けて、1年以上の長い時間をかけて開催スキームを検討してきました。そして、会場である国営ひたち海浜公園、地元自治体の茨城県やひたちなか市との協議の末に開催の承認をいただいて準備を進めてきました」としながらも、2日には茨城県医師会および県下26の医師会から中止要請が事務局にあったという。

 橋下氏は「主催者の判断を僕は批判するつもりはないんですが」とした上で、「五輪をやるんだったらロッキンやる、ロッキン中止だったら五輪中止。どちらかをやらないと、多分もう国民は言うこと聞かないし、統治不能になると思うけどね」と自身の見解を述べた。そして「初めから五輪は無観客っていうならそれなりの理由があるかも分かんないけども、ただそれも政府は発信してないしね」と言い、「僕は医師会という団体がロッキンみたいなイベントの開催の決定に関与してそれを決めてしまうのは、それはおかしいと思う」と指摘。ただ、「主催者は批判できないと思う。それは民間団体で自らの判断で決めたことですからね。でも本当に残念です」と話した。

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2021年7月8日のニュース