「鎌倉殿の13人」秋元才加 巴御前役で大河初出演「念願」“木曽義仲”青木崇高の愛妾&女武者

[ 2021年7月8日 15:35 ]

来年のNHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」にレギュラー出演する秋元才加
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 元AKB48で女優の秋元才加(32)が来年のNHK「鎌倉殿の13人」(日曜後8・00)で大河ドラマ初出演を果たすことが8日、番組公式ツイッターで発表された。女武者として伝えられる、木曽義仲(青木崇高)の強く気高き愛妾・巴御前(ともえごぜん)役。「いつか私も巴御前のような強い女性を演じてみたいと夢見ていました。今回お話を頂き、念願が叶いました」と歓喜している。昨年は米映画「山猫は眠らない8 暗殺者の終幕」でハリウッドデビューを果たしたが、今度は注目の役で大河デビューを飾る。

 秋元は現在、脚本・三谷幸喜氏(60)が作・演出を手掛け、上演中のミュージカル「日本の歴史」(東京公演は今月18日まで、新国立劇場中劇場)にも出演している。

 ヒットメーカーの三谷氏が脚本を手掛け、俳優の小栗旬(38)が主演を務める大河ドラマ61作目。主人公は鎌倉幕府2代執権・北条義時。源頼朝にすべてを学び、武士の世を盤石にした男。野心とは無縁だった若者は、いかにして武士の頂点に上り詰めたのか。新都・鎌倉を舞台に繰り広げられるパワーゲームを描く。三谷氏は04年「新選組!」、16年「真田丸」に続く6年ぶり3作目の大河脚本、小栗は大河初主演に挑む。

 巴御前は軍記物語「平家物語」「源平盛衰記」に女武者として登場。05年の大河「義経」においては小池栄子(40)が演じた。

 秋元は「巴御前は、あの時代に男性と肩を並べ戦った、強い女武将という印象でした。私の中で、歴史上の数いる女性の中でも強く印象に残った一人です。男性と互角に戦う強さと精神力に憧れを持ち、いつか私も巴御前のような強い女性を演じてみたいと夢見ていました。今回お話を頂き、念願が叶いました。巴御前がどのような気持ちで木曽義仲とともに戦に出向き、生涯を過ごしたのか、彼女の一生を精いっぱい生き抜きたいと思います」と抱負。

 三谷作品は舞台「国民の映画」、フジテレビ「黒井戸殺し」などに出演。「三谷さんの作品では、自分でも知らなかった自分に毎回出会えている気がします。あれ?私ってこんな人間だったっけ?と三谷さんの作品や与えられた役柄を通して、私が知らなかった秋元才加を深掘りしている感覚です。色々な面で見透かされているような気もして毎回ドキドキしますが、何とか今回も呼んでいただけました(笑)。さらに成長できるように頑張りたいと思います。既に出演が発表されている宮澤エマちゃんと新納慎也さんと『日本の歴史』の舞台稽古中に大河のお話をしたりして、撮影の様子などもエマちゃんから聞いているので、撮影が楽しみです」と自身のクランクインを心待ちにしている。

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2021年7月8日のニュース