橋下徹氏 緊急事態宣言下での酒類提供問題「五輪やるんだったらお店の営業認めなきゃ」

[ 2021年7月8日 10:48 ]

橋下徹氏
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 元大阪府知事で弁護士の橋下徹氏(51)が8日、フジテレビの情報番組「めざまし8(エイト)」(月~金曜前8・00)に出演。政府が東京都に4度目の新型コロナウイルス緊急事態宣言を12日から発令する方針を固めたことに言及した。

 政府は、まん延防止等重点措置を延長する当初方針から転換した。23日に開会式を迎える東京五輪の都内の会場を無観客とする方向で調整する。沖縄県の緊急事態宣言は延長する。埼玉、神奈川、千葉、大阪の各府県のまん延防止等重点措置は延長する見通し。いずれも8月22日が期限。条件付きで午後7時まで容認していた重点措置の地域での酒類提供は原則停止とする。

 橋下氏は「緊急事態宣言を出さざるを得なくなったんなら1つのやり方としてワクチンパスポート使えばいいと思う。ワクチン打った人は(飲食)店に行っていいですよと」と指摘。その上で「ただこれは政府は差別につながるということですごい拒否しているんですけど、お店の自由を制限するくらいだったら、高齢者の人たちはもう4割くらい2回接種しているわけですから、職域接種やってる人もいるわけなんでね、1回2回打った人だけ、これはお客さんとして営業してもいいですよってことで踏み切らないと」と話した。そして、「いきなり五輪やるためにね、緊急事態宣言をやってお店を全部止めるなんて。五輪やるんだったらお店の営業認めなきゃいけない。お店の営業止めるんだったら五輪やめないと。お店の方からしたらたまったもんじゃない。だから営業停止に行く前に1ステップとしてワクチンを打った人はお客さんとして来てもらってもいいことぐらいはね、やってもらいたい」と自身の考えを述べた。

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2021年7月8日のニュース