渡鬼ファミリーが橋田寿賀子さん追悼 船越英一郎、野村真美「ショックです」

[ 2021年4月5日 18:32 ]

第25回橋田賞の授賞式に出席した船越英一郎と橋田寿賀子さん(17年撮影)
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 NHK「おしん」「春日局」やTBS「渡る世間は鬼ばかり」など名作テレビドラマを数多く手掛けた脚本家で劇作家の橋田寿賀子(はしだ・すがこ、本名・岩崎寿賀子=いわさき・すがこ)さんが4日午前9時13分、急性リンパ腫のため静岡県熱海市の自宅で死去した。95歳。韓国ソウル生まれ。最期は「橋田ファミリー」の女優・泉ピン子(73)が看取った。訃報を受けてドラマ「渡る世間は鬼ばかり」出演者が追悼コメントを発表した。

 岡倉家の四女・葉子を演じた女優の野村真美(56)は「ショックです。悲しいです。まさか橋田先生が亡くなられたなんて。信じられません。先生には本当に感謝しかありません。いつもあるがままにおられた姿が、思い出されます。心からのご冥福をお祈りいたします。本当にありがとうございました」と感謝。

 葉子の元婚約者、山口太郎を演じた俳優の船越英一郎(60)は「お元気で次回作の筆を振るわれていらっしゃると確信しておりましたので、突然の訃報にまだ心の整理がつきません。父、母、私と親子三人に渡り、先生の作品世界の住人にさせていただきましたこと、そして何より、橋田賞を頂戴しましたことが私の誇りです。心よりの感謝とともにご冥福をお祈り申し上げます」と悲しんだ。

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