高橋真麻アナ、GoTo再開めぐる二階氏発言に「今のタイミングじゃない」 医療従事者確保策を提案

[ 2021年4月5日 13:38 ]

フリーアナウンサーの高橋真麻
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 フリーアナウンサーの高橋真麻(39)が5日、フジテレビ系「バイキングMORE」(月~金曜前11・55)に生出演し、自民党の二階俊博幹事長が観光支援事業「GoToトラベル」の再開に言及したことについて、私見を語った。

 二階氏は4日放送のBSテレ東「NIKKEI 日曜サロン」(日曜前9・30)に出演し、施策について「GoToトラベルということは、それぞれの地域、市町村、過疎、過密あらゆる歳にもみんなくまなく努力しただけの経済効果がある」と主張。新型コロナ感染拡大につながる可能性については「全員、うちへ引きこもってなさいって、これじゃ日本経済が止まってしまいます」などと述べた。

 高橋アナは「もちろん旅行業界が今すごく大変な思いをされている方がいらっしゃるから、分かるんですけど」と前置き。その上で、「だとしたら、仮に感染が拡大しても『病床数をバチッと用意してます。大丈夫です』っていうセーフティーネットがないと、GoToトラベルはちょっと今のタイミングじゃないなという気はします」と、現時点での再開に疑問を投げかけた。

 高橋アナは知人がSNSを使って、元医療従事者を対象にアンケートを行ったという。「『もし仮に、あの当時の10倍、給料を払うと言ったらやりますか?』と聞いたら、ほとんどの人が『やる』と言ったんですよ。モチベーションの一つがお給料であってもいいと思う。大変な仕事だから」。政府が医療従事者の確保に抜本的な策を打てていない現状に、「それだけお金を突っ込んで、人をかき集めれば、施設もできるはずだから、もしもの時のためにそういう準備をしておけばいいのになと私は思います」と提案した。

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2021年4月5日のニュース