ANA社員“全身全霊”4・5報道キャスターデビュー!日テレベテランアナも太鼓判「舌を巻く上達ぶり」

[ 2021年4月5日 05:00 ]

5日から新キャスターとしてCS放送「日テレNEWS24」への出演がスタートするANAグループの社員5人(左から月曜担当・高畠脩太郎さん、 火曜担当・高橋ありささん、 水曜担当・大山智子さん、木曜担当・鈴木悠里さん、 金曜担当・斎藤隆平さん)(C)日本テレビ
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 コロナ禍における日本テレビとANAグループの共同プロジェクトとして、CS放送「日テレNEWS24」に新キャスターとして加入したANAグループ社員5人の出演が5日正午からスタート。視聴者から一転、ニュースを伝える側に回り、報道キャスターデビューを飾る。研修を重ね、同局のベテランアナウンサーも「舌を巻く上達ぶり」と太鼓判。5日の同局「news zero」(月~木曜後11・00、金曜後11・30)で選考、研修、デビューを追った密着ドキュメントが放送される。

 「日テレNEWS24」は、日本テレビ報道局が制作している24時間のニュース専門チャンネル。今回はANAグループ社員だが、過去にも弁護士や大学生などがキャスター業務にあたったことがある。

 「日頃から乗客の命の安全を守るという業務を行い、さらに経済的な影響にも日々向き合っているANAグループと、人々の命や暮らしを守るための報道を第一に心掛けている日テレ報道局がコラボレーションし、視聴者の皆さまに新鮮かつ正しい情報をお伝えできるのではないか」と企画。コロナ禍の厳しい状況の中、両社がコラボ。「このような時代だからこそ、多くの人々や、多くの企業がそれぞれ、未来を思い、協力していくことが必要なのではないか」というメッセージも込めた。

 今年2月に募集を開始。書類選考を通過したANAグループの社員16人の中から、カメラテストなど日テレのオーディションを経て、5人が選ばれた。

 6月までの3カ月間、月曜は高畠脩太郎さん、火曜は高橋ありささん、水曜は大山智子さん、木曜は鈴木悠里さん、金曜は斎藤隆平さんと月~金曜の各曜日に1人ずつ、新型コロナウイルス関連情報をまとめて伝える約10分間のコーナーに出演。8本前後のニュースを読み続け、責任ある役割を担う。

 5人は日頃、機内や空港内でアナウンス業務もしており、研修はスムーズ。5日の生放送(後0・00~0・30)からのデビューに向け、プロのアナウンサーやディレクターも既に太鼓判を押している。

 日本テレビは「ニュースの視聴者だった5人が今は立場が完全に逆転し、ニュースの伝え手になるべく全身全霊で取り組んでいます。5人は普段、空港や機内でのアナウンスを業務の1つにしています。しかし、ニュースを伝える仕事は全く異次元のものでした。日テレアナウンサーによる研修を通じ、情報を伝えるとはどういうことなのかを一から学び、考え、自身の課題と向き合っています。自主トレのため、汐留の日テレに通う日々。加えて、自宅近くの河川敷に出向き、ボイストレーニングに励む人、家族が運転するマイカーの中で発声訓練をする人も。コツコツ重ねた努力は実を結びつつあり、日テレのベテランアナウンサーが舌を巻く上達ぶりを見せています。コロナ禍でもご縁があってつながり、私たちは新チームとなりました。社会人として第2のデビューともいえる5人の挑戦は間もなくスタートを切ります。その瞬間を目撃できることにワクワクしつつ、しっかり伴走を務めてまいります」と経過を報告し、期待。

 ANAグループは「コロナ終息への切なる願いをもって取り組ませていただき、ぜひ、視聴者の皆さまと一緒にコロナ禍を乗り越えていきたいと思います」とコメントした。

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