城田優 主演ミュージカル無事完走にホッ コロナ禍での悩みも吐露「邪念と言いますか」

[ 2020年11月29日 19:35 ]

俳優の城田優
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 俳優の城田優(34)が29日放送の日本テレビ「真相報道バンキシャ!」(日曜後6・00)にリモート出演し、舞台への思いを語った。

 城田が主演を務めたミュージカル「NINE」の裏側に密着したVTRでは、稽古中はマスク着用、飛沫防止シートに囲まれた席、食べ物禁止、PCR検査など様々な感染防止対策を行い、この日、東京・TBS赤坂ACTシアターでの18日間の公演を無事に終えたことを伝えた。MCのフリーアナウンサー福澤朗(57)から「今の率直なお気持ちを聞かせてください」と聞かれた城田は「ほかのミュージカルでは残念ながら中止や休止が相次いでいた中で、無事に22公演を終えられたことがひと安心」と話しつつ「まだ大阪公演も控えていたり、まだまだ気が抜けないので何度もPCRをやりながら、その都度ドキドキしながら過ごしている」と現在の心境を語った。

 本番はマスクをつけずに演技をするため「照明も当たって自分が発した時に飛沫が目に見えて正直、お芝居に集中していても目に見えてしまうので邪念と言いますか、お芝居に集中できない」と悩みも吐露。それでも城田は「とにかく皆様に希望や夢や、何か心を癒すポジティブなエネルギーをお届けできることを信じ、我々は毎日頑張ってきました」と語った。

 城田主演の舞台を観覧したという社会学者の古市憲寿氏(35)は「映画的なスタイリッシュなミュージカルで、久しぶりに劇場に行って観たましたが、凄い素敵でした」と感想を述べた。また「お客さんが凄い気を付けていた。咳も聞こえず、幕前も絶対話さない。マスクもしているということで、お客さんと一丸になって作られているミュージカルだなと思った」と語った。

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2020年11月29日のニュース