りゅうちぇる 東京都の時短要請協力金に「そんな簡単な話じゃないのに」

[ 2020年11月29日 14:21 ]

タレントのりゅうちぇる
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 モデルでタレントのりゅうちぇる(25)が29日、TBS「サンデージャポン」(日曜前9・54)に出演。東京都の飲食店への時短要請について言及した。

 新型コロナウイルスの感染者が28日、国内で新たに2684人確認されて過去最多を更新し、厚生労働省が発表した全国の重症者も、これまでで最も多い440人に。菅義偉首相が26日に「この3週間が極めて重要な時期だ」と述べ、政府は観光支援事業「Go To トラベル」の対象から札幌市と大阪市を除外する中、全国的に感染拡大に歯止めがかからない状況。27日から、東京都では、酒類を提供する飲食店やカラオケ店に対し、午後10時以降の営業を自粛する時短営業の要請がスタート。応じた場合は1事業者当たり40万円の協力金を支払う。

 りゅうちぇるは「僕の知り合いの飲食店も要請に応じるか迷っていている人もいたんですけど、40万というのが足りないですよね。何店舗も持っている方も40万でしょ?」し、「そんな簡単な話じゃないのに、すごい簡単に問題を片付けるっていうのはすごい嫌だなと思う」と語った。

 元衆院議員の金子恵美氏(42)は「まさにこれから書き入れ時で、これまでもコロナ禍で一番打撃を受けていたのが飲食業の方々なのに、また影響を受けるのは本当にお気の毒だなと思う。私の周りの飲食業の方も行政側が要請をすれば従わなければならないという意識はあるけれども、やっぱり40万、1日2万円ですから、強行しないともたない、どうしようかと悩んでいるという声が多いです」と同調した。

 タレントの武井壮(47)も「時短したところでという思いもある」とし「時短すると、そうやって営業できない人がどうしても増えちゃうし、大型店とかやっている僕の友人はもう家賃も間に合わないので、閉めるしかないって人も多い」と指摘。「だったら、時短とかより、営業はしていいけど、大人数の遊興とか、親睦を目的とした会は収めて、1人ないし2人を1時間以内、飲み物の数もしぼって、回転させてもらって、長時間の遊興のルールにしてくれないかなとか…そういうふうに言ってる人多い」と話した。

 一方、モデルでタレントの「みちょぱ」こと池田美優(22)は客側の対策についても言及。「(方針が)あいまいだからこそ、(お店に)行っちゃおうかなって思う人もきっと人いるから、もし行くのであれば、マスク会食みたいのをしないとじゃないかなと思う。面倒くさいと言われてるけど、行きたいならそれぐらいしないといけないじゃないかなと思う」とした。

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2020年11月29日のニュース