若槻千夏「10年間、休めたのはクマタンが稼いでくれたから」 大ヒットキャラ誕生秘話語る

[ 2020年11月29日 18:37 ]

タレントの若槻千夏
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 タレント若槻千夏(36)が29日、ニッポン放送「笑福亭鶴瓶 日曜日のそれ」(日曜後4・00)にゲスト出演し、芸能活動を休止していた約10年間について語った。

 06年にレギュラー番組を降板し、休業状態に。売れっ子になって超多忙となった当時、「いつまでこなせるんだろうっていうのを考えたら、他の仕事も向いてるんじゃないかな?と思って事務所と話した」というのが理由で、「芸能界を辞めるつもりだった」という。

 好きだった古着の買い付けに米ロサンゼルスへ飛び、1500着を集めたという。語学もノウハウもない中、古着店の店主に10日連続でランチをごちそうして親しくなり、「芸能界で培ったリアクションがあるんで、『ナーイス!』って。すごい元気な日本人だと思われて」。店の倉庫を教えてもらうなど、手探りで道を切り開いていった。

 帰国後、古着を通販で売っていたところ、アパレル会社の社長と知り合い、共同ビジネスを展開。Tシャツ作りにデザインが必要であることを聞き、自らデザインしたのがクマのキャラクター「クマタン」だった。「アメリカのお菓子コーナーに行ったらほとんどがクマのキャラクターで、子供が好きなのってクマなんだ」と発想を得たそうで、これが大当たりした。

 クマタンは人気キャラクターとなり、幅広くビジネスを展開中。若槻は「ここだけの話、私が10年間、休めたのはクマタンが稼いでくれたからです。クマタンがいなかったら休めなかった」と振り返った。

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2020年11月29日のニュース