クロちゃん ネットの誹謗中傷を気にしなくなった理由 “ファン”の差し入れに「見方が変わりました」

[ 2020年11月29日 18:31 ]

「安田大サーカス」のクロちゃん
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 お笑いトリオ、安田大サーカスのクロちゃん(43)が29日放送の読売テレビ「八方・陣内・方正の黄金列伝」(後4・25)に出演。自身に寄せられる誹謗・中傷を気にしなくなったきっかけを打ち明けた。

 クロちゃんは、芸人人生の幸福度を、数値で表現。38歳のころを「マイナス100点」のどん底とし、「水曜日のダウンタウンに出て炎上しました」と説明した。ツイッターでついた嘘が同番組により次々とバラされ「クズキャラ」でブレーク。その一方、心ないコメントも多数寄せられた。

 「ビックリしますよ、犯罪を犯したわけでもないのに、犯罪者みたいに『嘘つけ!』とか」とクロちゃん。炎上に嫌悪感を感じたが、仕事は増え続け「不思議な感じ」になったそうだ。

 翌年には気持ちを切り替えた。「炎上が気にならなくなりました」という。そのころ、大阪へ営業に。中年の女性から「私クロちゃんの、悪口いっぱい言っているから」と伝えられたため、ツイッターのアカウントを聞くと、「3本の指に入る悪口を言っているヤツ」だった。

 「何でここに来たんだろう?」。当時の心境を振り返ったクロちゃんは、その女性から差し入れをもらったと告白。「恐る恐る見てみたら、リップクリームが入っていて」。前日に唇をケガしたとツイートしたクロちゃんを気遣う逸品だった。

 アンチだと思っていた女性からのプレゼントに「応援してくれているんだな、ファンなんだと思った」と回想。続けて「皆が叩く傾向になっちゃったので叩く言葉が一番いいと思ってやっている可能性がある」と推測し、「見方が変わりました」と話した。

 誹謗・中傷の言葉も「結局、それって僕の事意識してくれてるな」。前向きにとらえているという。

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2020年11月29日のニュース