羽生九段 大山15世名人に並ぶ歴代最多1433勝 30日の次局で単独最多に挑戦

[ 2019年5月23日 19:14 ]

谷川九段(手前)を下し1433勝を達成した羽生九段(撮影・我満 晴朗)
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 将棋の羽生善治九段(48)は23日、東京・渋谷区の将棋会館で指された王位戦挑戦者決定リーグ白組5回戦で谷川浩司九段(57)を下し、大山康晴15世名人の持つ歴代最多勝(1433勝)に並んだ。

 通算勝利数の3位は加藤一二三・九段(79)=引退=の1324勝。谷川の1317勝が4位で続いている。

 羽生九段は対局後、記録達成に「今年に入ってからは一つの目標にやってきた。大山先生は偉大な先生ですので、少しでも近づいていけるように頑張りたい」とコメントした。

 なお、この日の対局で谷川―羽生戦は通算167局(未放映のテレビ対局は除く)となり、大山―升田幸三実力制第4代名人戦の歴代2位記録に並んだ。

 羽生の次局は30日の竜王戦決勝トーナメント出場決定戦で、対戦相手は木村一基九段(45)。

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