杉本八段 弟子・藤井七段にさらなる期待「令和の時代を代表するスター棋士に」

[ 2019年4月18日 14:36 ]

大阪市内の関西将棋会館で行われた昨年度昇段者免状授与式に出席した杉本昌隆八段
Photo By スポニチ

 将棋の最年少棋士、藤井聡太七段(16)の師匠・杉本昌隆八段(50)が18日、大阪市内の関西将棋会館で行われた昨年度昇段者免状授与式に出席した。

 「七段昇段後、公式戦190勝」という条件を満たし、2月22日付で愛弟子よりも早く八段に昇段し、貫禄を示した杉本。この日、免状を受け取り、表情を引き締めながら、「藤井以外にもたくさんいる弟子に負けないように頑張りたい」と、5月1日に施行される新元号・令和の元年の誓いを新たにした。

 また、昨年度の勝率1位賞、新手や妙手を指したり定跡の進歩に貢献した者に与えられる升田幸三賞を受賞も、学業優先のためこの日に都内であった将棋大賞の表彰式を欠席した藤井についても言及。「彼は16歳。まだ若い。後に令和の時代を代表するようなスター棋士になってほしい」と改めて期待した。

 一方、すでに明かしている、タイトル初挑戦時の対局で必要になる、藤井が着る和服のプレゼント計画については「今年中には。あくまで予定ですが」と間接的にタイトル挑戦、奪取を夢見ていた。

続きを表示

2019年4月18日のニュース