宝塚音楽学校で入学式 首席の関谷さん「令和元年の生徒であることに誇りを」

[ 2019年4月18日 13:31 ]

本科生(右)から校章をつけてもらう宝塚音楽学校の新入生
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 未来のタカラジェンヌを育てる宝塚音楽学校第107期生の入学式が18日、兵庫県宝塚市の同校で行われ、22・9倍の難関を突破した40人が夢への第一歩を踏み出した。

 小林公一校長は「この世界にはゴールというものがありません。皆様方一人一人の背中には(合格できなかった)22人の涙があります。彼女たちが果たせなかった夢を実現する代表者としての自覚を持ってほしい」と式辞であいさつ。

 首席の関谷美咲さんは「清く、正しく、美しくの教えを守り立派な舞台人になるよう、限りない芸の道に精進することをお誓いいたします」と答辞で述べた。この日入学した40人が新元号「令和」最初の新入生となることから、関谷さんは「令和元年の生徒であることに誇りを持ちつつ、上級生の方々の伝統を受け継ぎたいと思います」と胸を張った。

 第107期生は2年間、厳しいレッスンを積み21年春に初舞台を踏む。

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