ヤクルト小沢が巡ってきた先発で5回1失点　今季初勝利

交流戦   ヤクルト5―2楽天 （ 2023年6月4日    神宮 ）

＜ヤ・楽＞つば九郎と笑顔の小沢（撮影・沢田　明徳）
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　ヤクルト・小沢怜史投手（25）が先発で5回2安打1失点。今季初先発で好投し昨年7月19日以来の勝利を挙げた。「ふがいないピッチングだったけれど、野手のみなさんがしっかり守っていただいたおかげでなんとか勝つことができました」と汗を拭った。

　開幕から中継ぎ陣の一角を担っていた横手投げ右腕だが、先発陣の故障や再調整などにより巡ってきた先発登板。初回、2回は3人で片付けるも、3回は2四球が絡んで小深田に中前適時打を許した。伊藤投手コーチの助言で、4回からクイック投法に変更。「ずるずるいくことなく修正できた」と追加点を許さなかった。

　当初予定していた2日同戦が雨天中止で2日延びた登板でもあったが、快投。高津監督は「合格ですね。よく投げてくれた」と評価した。