ヤクルト 村上先制打から交流戦3連勝!6月は負けなし3戦3勝で最下位脱出

[ 2023年6月4日 16:51 ]

交流戦   ヤクルト5ー2楽天 ( 2023年6月4日    神宮 )

<交流戦 ヤ・楽>初回、村上は先制適時打を放つ(撮影・沢田 明徳)
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 ヤクルトは4日の楽天戦(神宮)に5―2で勝利し、交流戦3連勝。小沢怜史投手(25)が5回2安打1失点で今季初先発初勝利。チームはここまで低迷するも6月に入ってからは3戦3勝となり、この日中日が敗れたため最下位を脱出した。

 試合は初回、1死一、二塁から村上が中前へ先制適時打。チームを勢いづけるとサンタナが中前打で繋ぎ1死満塁のチャンス到来。ここで中村が左前2点適時打を放ち、いきなり3点を先制した。

 今季初先発となった小沢は打たせて取るピッチングで5回2安打1失点と好投。5回打者19人に対し71球、被安打2、奪三振1、与四死球4の1失点という内容で勝利投手の権利を手にして降板した。

 打線は6回、オスナに9号ソロが飛び出し待望の追加点。7回には先頭の青木が二塁打で出塁。青木の代走として途中出場した並木が1死三塁からサンタナの右犠飛により生還するなど加点。

 リリーフ陣は今野、星がそれぞれ1イニングを無失点リレー。8回は4番手・清水が3連打を浴びるなど1点を失い、なおも無死一、二塁で相手クリーンアップを迎えるという場面を迎えるも気迫の3者連続三振。フランコをフォークで空振り三振、浅村を外角低めの速球で見逃し三振、岡島も外角低めの速球で見逃し三振に仕留めると球場からは大きな拍手が送られた。

 9回は新守護神・田口が無失点で締め12セーブ目をマーク。チームは5月に悪夢の12連敗を喫したが、6月に入って無傷の3連勝。交流戦は3勝2敗と勝ち星先行となった。

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