日本ハム・北山“二刀流”活躍 「バットを磨いたので」2安打2打点 “本職”は7回3失点で3勝 

[ 2023年6月4日 17:08 ]

交流戦   日本ハムー巨人 ( 2023年6月4日    東京D )

<巨・日>7回、この回を投げ終えグラブを叩く日本ハムの先発・北山(撮影・木村 揚輔)
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 日本ハム先発の北山亘基投手(24)が7回8安打3失点。プロ入り最多となる101球の力投で3勝目を挙げた。

 北山は試合後、プロ初打席で初安打初打点について「試合前にバットを磨いたんで、それがよかったのかなと思います」と笑顔で振り返った。

 北山は初回、巨人先頭の丸に本塁打を浴びて1点を先制される。その後も3回、6回と1点ずつ失うも、大量得点は許さず。7回3失点で勝利投手の権利を持ってマウンドを降りた。

 バットでも見せた。この日8番に入った北山は0-1で迎えた2回のプロ初打席で貴重な同点タイムリー。塁上でガッツポーズをし喜びを表現した。6回には無死二、三塁で中堅と二塁の間にポトリと落ちる適時打で、この日2安打2打点とした。

 北山の前回登板は5月28日の楽天戦。先発で登板し7回1失点と好投も勝ち負けはつかなかった。

 北山は京都成章高から京産大に進み、2021年ドラフト8位で日本ハムに入団。キャンプで新庄監督の目に止まり、ソフトバンクとの昨季開幕戦では2013年の則本昂大以来となる新人として開幕投手を務めた。

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