ヤクルト・中村「魂込めてリードしました」 6月は負けなし3連勝で最下位脱出「逆襲の6月にしたい」

[ 2023年6月4日 17:53 ]

交流戦   ヤクルト5ー2楽天 ( 2023年6月4日    神宮 )

<交流戦 ヤ・楽>つば九郎と笑顔の中村(撮影・沢田 明徳)
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 ヤクルトは4日の楽天戦(神宮)に5―2で勝利し、交流戦3連勝。この日中日が敗れたためリーグ最下位を脱出し、5位に浮上。初回に決勝点となる2点適時打を放つなど活躍した中村悠平捕手(32)は試合後「5月はちょっと負けすぎたので逆襲の6月にしたいと思います」と反撃を誓った。

 中村は「6番・捕手」としてこの日も先発出場。初回に決勝点となる2点適時打を放つと、好リードで投手陣をけん引。5回1失点で今季初先発初勝利を飾った小沢に対しては「とにかく緊張感もあったと思うんで何とか僕が引っ張っていけたらなと思いました。色んな球を駆使しながら相手打者を抑えることができましたし、次回はもう少し長く投げて欲しいですね。ハイ」とコメント。このヒーローインタビューを隣で聞いていた小沢も思わず苦笑いする場面があった。

 初回の2点適時打については「初回に主導権を握れれば必ずこっちのペースに持ってこれると思ってました。追い込まれていたので何とか三振だけは避けて前に飛ばそうと思っていたら、いい所に飛んでくれたので良かったです」と話した。

 8回には4番手の清水が1点を返され、なおも無死一、二塁のピンチで相手クリーンアップを3者連続三振。この場面については「そうですね。ランナー出しながらも各投手が粘り強く投げてくれましたし、僕も“魂込めて”リードしました」とリリーフ陣の好投を称えた。

 これでチームは4月21日以来の3連勝を飾り最下位脱出。6月は負けなしの3戦3勝となり「12連敗もありましたし5月はちょっと負けすぎたんで、逆襲の6月にしたいと思います」と堂々宣言した。

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