ヤクルト12連敗後に3連勝　高津監督「先に3点取れたのは大きい」

交流戦   ヤクルト5―2楽天 （ 2023年6月4日    神宮 ）

＜ヤ・楽＞6回、ソロを放ったオスナを出迎える高津監督（撮影・沢田　明徳）
Photo By スポニチ

　ヤクルトは先発の小沢が5回1失点と好投し、打線も初回から3点を奪うなど9安打5得点で快勝。12連敗後に4月21日以来の3連勝を飾った。中日が敗れたため、5位に浮上した。高津監督の一問一答は以下の通り。

　――先制、中押しと理想的な試合だった。

　「先に3点取れたのは大きく、そこにはフォアボールも絡んで3連打の入り方は野手としては、いい入り方だった。ランナーをためてしっかり先に点を取れたのは、すごくよかったと思います」

　――村上の先制打が大きかった。

　「毎回いっているように先に点を取るか取らないかで大きくゲーム…そこがすべてじゃないですけれども、確率っていうのがあがったり下がったりするので。ああやって先に4番が打って点をとったっていうのが、もしかしたら1点以上に意味のある1点だったかもしれないですね」

　――村上は9度目の勝利打点。

　「彼の場合は一発があるので、打点が増えるというのがあるでしょうし、やっぱりその前のバッターだと思いますね。どれだけ塁に出ているのか、それをどうやって還すのか。もちろんホームランだったら全部還るんですけれど。どうやって今日のようにヒットでも1点を取れるか。というところじゃないかと思います」

　――小沢は5回2安打1失点。

　「結果は合格ですね。本当によく投げてくれたと思います。内容はちょっと反省するところがたくさんあるかもしれないですけど、急に、まぁ急にでもないですけれど、回ってきた先発のチャンスをね、しっかり勝ちゲームとして次にバトンを渡せたので、結果としてはいい結果だったと思います」

　――先発として次のチャンスをあげたい投球だったか。

　「そうですね…。まぁ、ちょっといろいろ考えがあるので、なかなかあれですけども。こうやってチャンスを与えたいなと思う反面、しっかりとした、がっちりと固まったローテーションというのも目指してやっていきたいと思います」

　――3連勝。先発に白星がついている。

　「たまたまではないでしょうね。やっぱり先発がこれだけゲームをつくると、こういう展開になるということは間違いないと思います」

　――小沢は6回もいけたか。

　「まぁ、いいんですよ。うちはあれで」

　――火曜日からはロッテ戦。DH制の戦い。

　「来週はビジター6連戦にもなるので、いろんなことを考えながら、DHのことを考えながらやっていけたら。うまくチームを回していけたらなと思います」

　――カード頭に小川回せるのは大きい。

　「彼もちょっとどこかで、抹消じゃなくても少し間隔をあけてあげて、という風に考えていたので、いい、この2日間、（間隔が）延びたのかな？に、してもらいたいですね」