西武・平良白星逃すも「僕も中継ぎでたくさん逆転された」 救援失敗の佐藤隼励ます

[ 2023年6月4日 18:34 ]

交流戦   西武4―5DeNA ( 2023年6月4日    横浜 )

<D・西>4回まで1安打投球の平良(撮影・長久保 豊)
Photo By スポニチ

 西武・平良海馬投手(23)が自己最長タイの7回を3安打無失点と好投したが、5勝目はお預けとなった。

 最速155キロの直球と変化球を組み合わせて初回1死から4回まで無安打に封じるなど今季初の零封に「早打ちだったけど、しっかりコースで打たせて取れたことが良かった」とうなずいた。8回2死一、二塁。打席が回ったところで代打を告げられて降板。「打順とかの巡り合わせで代わったけど、それはしょうがないかな。それがなければ次の回もいきたかった」とDH制なしでの起用の難しさがあった。

 4―0の8回に2番手・佐藤隼が連打で無死一、三塁とされると、関根の投ゴロを一塁へ暴投。1点を失い、3番手・ティノコにスイッチしたが、流れは止まらず。計3投手をつぎ込んだが、4点のリードを守りきれずに逆点負けを喫した。

 昨年まで勝利の方程式としてブルペンを支えてきた平良。先発の白星を消す苦しさは分かっている。「僕も中継ぎでたくさん逆転された場面があったので、あまり気にせずに。先発から言われるだけでやっぱ、楽になりますね」。同じ年の佐藤隼にはバスに乗って励ました。

続きを表示

この記事のフォト

「始球式」特集記事

「落合博満」特集記事

2023年6月4日のニュース