星槎道都大・滝田一希は「隅田ルート」で上位指名なるか 最速153キロ左腕に注目

[ 2023年6月4日 19:17 ]

星槎道都大・滝田
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 第72回全日本大学野球選手権はあす5日、神宮と東京ドームで開幕する。4日は都内で各大学が出席し、記者会見が行われた。

 開幕日に東京ドームで大商大と対戦する星槎道都大の最速153キロ左腕・滝田一希投手(4年)は「あまり考えすぎずに1つずつアウトを取りたい」と話した。

 21年大会では西日本工大の隅田(西武)が好投して評価を上げ、同年ドラフトでは1位で4球団が競合。地方選手にとって貴重なアピールの場となるだけに「ベスト4以上を皆で狙いたい」と上位進出を誓った。

 ◇滝田 一希(たきた・かずき)2001年(平13)12月28日生まれ、北海道寿都郡黒松内町出身の21歳。黒松内小3年で野球を始め、黒松内中では軟式野球部に所属。寿都では連合チームの主将兼エースで1番打者だった。星槎道都大では1年秋に公式戦デビューし、昨年は春秋で計4勝を挙げた。家族は兄2人、姉2人、弟。1メートル83、76キロ。左投げ左打ち。

 ○…昨秋の明治神宮大会で優勝した明大は全国大会「連覇」を狙う。プロ注目のエース右腕・村田、三塁手・上田主将ら攻守にタレントがそろう。田中武宏監督は「4番(上田)まではしっかりしているので5番が大事になる」と話した。過去4度の優勝を誇る青学大・安藤寧則監督は「選手は変なプレッシャーは感じずにいつも通りやれています」と自信をみせた。

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