巨人 今季3度目2桁失点で日本ハムに惨敗、借金生活に逆戻り 丸先頭弾、岡本和13号も空砲

[ 2023年6月4日 17:05 ]

交流戦   巨人3―10日本ハム ( 2023年6月4日    東京D )

<巨・日>6回、鍬原を交代させ厳しい表情の原監督(中央)(撮影・木村 揚輔)
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 セ・リーグ4位の巨人はパ・リーグ4位の日本ハムに敗れて交流戦2カード目で初の負け越し。26勝27敗で借金生活に逆戻りした。2桁失点は4月の阪神戦、広島戦に続いて今季3度目。交流戦は3勝3敗となった。

 プロ3度目のマウンドで交流戦初登板初先発となった松井が先制点をもらいながら2回に逆転を許し、3回には花咲徳栄(埼玉)時代の同期生・野村に6号3ランを被弾して3回7安打5失点KO。2番手右腕・菊地は4、5回の2イニングを無安打3奪三振に抑えて打線の反撃を待った。

 だが、2―5で迎えた6回に3番手右腕・鍬原が野村、福田光に連続長短打され登板から2球で無死二、三塁のピンチを招くと、相手先発右腕・北山の中前適時打にスクイズや押し出し四球などで一挙4失点。ここで救援した新人右腕・田中千はイニングまたぎで無安打無失点に抑えたが、8回には5番手右腕・三上が2死走者なしから加藤豪、万波に2者連続二塁打されて10点目を失った。

 打線は丸が初回先頭打者アーチとなる5号ソロを放って先制。1―5で迎えた3回に坂本の左前適時打で1点返し、2―9の6回には主砲・岡本和の左越え13号ソロを放ったが、焼け石に水だった。

 プロ初登板初先発した5月21日の中日戦(東京D)でセ・リーグ初の育成出身新人初登板初勝利の快挙を成し遂げていた松井はプロ初黒星を喫している。

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