巨人・鍬原 44日ぶり1軍登板で炎上 1回投げ切れず5安打4失点 原監督たまらず投手交代決断

[ 2023年6月4日 16:26 ]

交流戦   巨人―日本ハム ( 2023年6月4日    東京D )

<巨・日>力投する巨人の3番手・鍬原(撮影・木村 揚輔)
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 巨人の鍬原拓也投手(27)が日本ハム戦(東京D)で今季5度目のリリーフ登板。4月21日のヤクルト戦(神宮)以来44日ぶりとなる1軍登板だったが、1イニングを投げ切れず5安打4失点と炎上して降板した。

 2―5で迎えた6回、3番手として登板。最初に打席へ迎えた野村に初球直球を中前打、続く福田光にも初球直球を左翼フェンス直撃二塁打され、登板からわずか2球で無死二、三塁のピンチを招いた。

 すると、3人目の打者となった相手先発右腕・北山に中前適時打されて2―6とされたあと、4人目の細川にはスクイズを決められて2―7。さらに2死一、三塁から加藤豪に左前適時打を許して2―8とし、万波に与えた死球で2死満塁としたあとでマルティネスに押し出し四球を与えてこの回一挙4点を失った。

 結局、ここで原辰徳監督(64)がベンチを出て投手交代。4番手として登板した新人右腕・田中千が後続を断ち切った。

 鍬原の投球内容は2/3回で打者9人に対して26球を投げ、5安打4失点。奪三振はなく、1四球1死球だった。

 2017年ドラフト1位指名入団の鍬原は今季がプロ6年目。3日に出場選手登録され、この日が44日ぶり1軍登板だった。

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