エンゼルス・大谷「それぞれの道で頑張りたい」侍・栗山監督へ感謝107球も悔やむ6回5失点2敗

[ 2023年6月4日 02:30 ]

ア・リーグ   エンゼルス2ー6アストロズ ( 2023年6月2日    ヒューストン )

日本時間3日のアストロズ戦で2敗目を喫した大谷
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 エンゼルス・大谷は2日(日本時間3日)、投手で自己ワーストに並ぶ9安打を浴びて5失点で2敗目を喫し、今季初めて1番に入った打者でも無安打。今季2敗はいずれもアストロズ戦で左腕バルデスと投げ合ってのもので「決め切れないところがあった。球種の選択も含め、もったいない」と悔やんだ。

 初回にアルバレスに先制2ランを浴び、2回は3者連続三振など修正。6回に再び2ランを許し、本調子からはほど遠かったが、最速100・8マイル(約162キロ)の直球とスイーパーを軸に6回、107球を投げ抜いた。

 日本ハム時代の監督で、3月のWBCで日本代表を優勝に導いた栗山英樹氏が2日に退任会見を行った。「お疲れさまでした」とねぎらい、恩師から送られた“野球の伝道師たれ”という言葉を胸に「それぞれの道でみんながまた頑張りたいなと思う」と前を向いた。大谷にとってのそれぞれの道とは、初のポストシーズン進出。同地区で昨季ワールドシリーズ覇者のア軍に次こそは雪辱しなければならない。(笹田幸嗣通信員)

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