侍ジャパンのドキュメンタンリー映画舞台あいさつ 感動シーンに涙が…指揮官の栗山氏「やばかった」

[ 2023年6月4日 19:03 ]

映画「憧れを超えた侍たち 世界一への記録」公開記念舞台あいさつに登壇した(左から)三木慎太郎監督、栗山英樹氏(撮影・大城 有生希)
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 3月のWBCで14年ぶり3度目の優勝を飾った侍ジャパンのドキュメンタリー映画「憧れを超えた侍たち 世界一への記録」(上映中)の公開記念舞台あいさつが4日、東京・日比谷のTOHOシネマズで行われ、5月末に監督を退任した栗山英樹氏(62)が出席した。激闘の舞台裏を撮した映像は感動シーン満載で、栗山氏は「僕も(泣きそうで)やばかった。みなさんも泣いて帰ってください」とあいさつした。

 映画では、メキシコとの準決勝で先発して先制3ランを浴びて降板したロッテ・佐々木朗がベンチ裏で泣き崩れ、レッドッソックス・吉田の同点3ランに号泣するシーンも。栗山氏は「これから日本を背負う大エースになる投手が、この悔しさや苦しみを背負ったことでもっと大きく飛躍すると信じている。あの映像を見て、うれしかった」と感慨深げに話した。エンゼルス・大谷の貴重映像については「彼があそこまで活躍する理由が、この映画を見てもらえるといろんな面で感じてもらえる」と話した。

 米国との決勝で優勝した瞬間の映像は、登板予定のなかったオリックス・山本が小型カメラで撮影。そのワンシーンがポスターにも採用されたほどで、栗山氏は「彼ぐらいの投手になると何でもできるんだね」と感心しつつ、見所満載の映画をアピールしていた。

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