大谷翔平 サイクル王手の第5打席は中前打、止まらん!4安打 あと本塁打で自身2度目偉業達成

[ 2023年6月4日 08:27 ]

ア・リーグ   エンゼルスーアストロズ ( 2023年6月3日    ヒューストン )

<アストロズ・エンゼルス>初回、安打を放つ大谷(撮影・会津 智海)
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 エンゼルスの大谷翔平投手(28)が3日(日本時間4日)、敵地でのアストロズ戦に「1番・DH」で先発出場。9回、第5打席でこの日4本目となる中前打を放った。

 アストロズ先発右腕・ハビエルとの対戦成績は16打数4安打2本塁打、打率・250。この日の第1打席は初回、外角直球をとらえ、ハビエルの足元を強襲する鋭い打球で中前打を放った。打球速度は109・9マイル(約177キロ)だった。

 1点を追う3回、1死一塁で迎えた第2打席は真ん中に入った直球を強振して右中間へ同点の適時三塁打。外野手が打球処理にもたついたのを見逃さず、二塁から一気に加速して三塁へ到達。両手を叩いて喜んだ。第3打席は二ゴロ併殺打だった。

 7回、1死一、二塁から迎えた第4打席、2番手右腕・スタニクが投じた外角球をうまくとらえて逆方向となる左越えフェンス直撃の適時二塁打となった。

 9回先頭で迎えた第5打席は中前打だった。19年6月13日のレイズ戦以来自身2度目のサイクル安打達成まであと本塁打と迫っている。

 前夜の同カードでは今季初で昨年8月20日タイガース戦以来となる1番に座り、昨年7月28日レンジャーズ戦以来となる「1番・投手兼DH」で先発。6回を投げ自己ワーストタイの9安打を許し2本塁打、5失点で今季(5勝)2敗目を喫し、打撃でも4打数無安打1四球だった。

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