ロッテ今季初4連敗で首位陥落 吉井監督は阪神・才木に脱帽「打ちづらい球質…いいピッチャーですね」

[ 2023年6月4日 17:38 ]

交流戦   ロッテ0―2阪神 ( 2023年6月4日    甲子園 )

<神・ロ>6回1死三塁、大山(奥)に先制適時打を浴びる佐々木朗(撮影・北條 貴史)
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 ロッテの佐々木朗希投手(21)が4日、甲子園球場での阪神戦に先発。6回に痛恨の初安打を許し、6回1安打1失点で降板。打線も阪神先発の才木浩人投手(24)を打ち崩せず、今季7度目の零封負け。チームは今季初の4連敗で、佐々木朗は今季初黒星を喫した。

 試合後、吉井理人監督はわずか3安打で得点できなかった阪神先発の才木について「狙い球とかの指示はしてあるんですけど、それ以上にいいところに…。あと打ちづらい球質だったと思うので、いいピッチャーですね。次なかなか当たらないですが、やっつけられるように」と脱帽した。

 佐々木朗はたった1球、しかも外野に飛んだ初めての打球が初安打となり、敗北へとつながる適時打となってしまった。0―0の6回。先頭の中野に四球を与えると、盗塁と暴投で1死三塁のピンチを迎える。ここで大山に5球目のフォークボールが高めに浮き、右前へ運ばれた。

 それでも6回を投げ、わずか1失点で10三振を奪った右腕に対し、吉井監督は「朗希は良かったと思います。少し変化球の精度がいつもより悪かったかなと思ったんですけど、そんな中でもいい投球をしてくれたと思います」と話していた。

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