巨人「長嶋茂雄DAY」で坂本V打&猛打賞 岡本和5号2ラン 門脇3打点 戸郷35日ぶり2勝目

[ 2024年5月3日 20:49 ]

セ・リーグ   巨人8―5阪神 ( 2024年5月3日    東京D )

<巨・神>5回、坂本は二塁打を放つ(撮影・沢田 明徳)
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 巨人は3日、球団創設90周年記念特別試合「長嶋茂雄DAY」として東京ドームで開催された阪神との伝統の一戦で逃げ切り勝ち。今季ワーストタイの3連敗をストップして貯金1とし、阪神のセ・リーグ貯金独占状態を打破した。

 直前に行われたヤクルトとの3連戦(東京D)では2度の零敗を喫して今季初の同一カード3連敗を喫していた打線が序盤から爆発した。

 初回、2死走者なしから吉川の二塁打を足場にチャンスをつかみ、坂本、長野、小林、門脇が4者連続適時打を放って大量4点先取。2回には主砲・岡本和が5試合ぶりとなる5号2ランを左翼スタンド中段へ叩き込んで6―1とリードを広げた。

 じわじわと追い上げられ、6―4で迎えた8回には門脇の適時打で2点を追加して突き放した。9回には守護神・大勢が3連打で1失点したところで負傷交代。2死一、三塁の場面で急きょ6番手として登板した泉が5球でこの試合2本塁打の大山を二飛に打ち取り、プロ初セーブをマークしている。

 3月29日に阪神と対戦した今季開幕戦(東京D)で6回4安打無失点と好投していたエース戸郷は2回に大山、6回には中野とソロ本塁打2本を浴びたが、打線の援護を受けて5回途中3安打3失点で開幕戦以来35日ぶりとなる待望の今季2勝目(1敗)。

 巨人はこの日、ユニホームの右袖や帽子の側面に「3」が入った特別仕様で試合に臨み、春季キャンプで臨時コーチを務めたOBの松井秀喜氏(49=ヤンキースGM特別アドバイザー)、長嶋茂雄終身名誉監督(88)の次女でニュースキャスターの三奈さん(55)が始球式に登場。5回終了時には長嶋茂雄終身名誉監督(88)もグラウンドに登場して元気な姿を見せていたが、メモリアルマッチでレジェンドに白星を贈った。

 なお、岡本和が今季本塁打した試合は5戦全勝。昨年9月15日の中日戦(バンテリンD)から7連勝となっている。

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