智弁学園が16年ぶり近畿V!5連打ありランニング弾あり10得点 金光大阪は初出場Vならず

[ 2023年6月4日 15:44 ]

高校野球春季近畿大会決勝   智弁学園10―0金光大阪 ( 2023年6月4日    大阪シティ信用金庫スタジアム )

<智弁学園・金光大阪>金光大阪打線を完封した智弁学園・中山(撮影・井垣 忠夫)
Photo By スポニチ

 4日に決勝が行われ、智弁学園(奈良)が金光大阪(大阪)を10―0で下し、2007年以来16年ぶり3度目の優勝を果たした。

 速攻で決めた。初回2死二、三塁から4番・山崎漣音(れん=3年)が左越えの2点二塁打を放って先制に成功。2―0の2回には、1死三塁で1番・松本大輝(3年)の右前適時打から5者連続安打を決めるなど一挙7安打5得点とたたみかけた。

 8―0の8回2死二塁では、山家拓人(3年)の左越えランニング本塁打で突き放した。

 大一番の先発を託された背番号6の中山優月(ゆづき=3年)が先発の仕事を果たした。7―0の4回に1死満塁を背負うも、後続を見逃し三振と左飛に仕留めて波に乗った。

 初出場で決勝に進んだ金光大阪は、前日に142球完投したキャリー・パトリック・波也斗(3年)がベンチスタート。2回終了時点で7点劣勢と点差を広げられ、初出場初優勝とはならなかった。

続きを表示

「始球式」特集記事

「落合博満」特集記事

2023年6月4日のニュース