ロッテ朗希が6回1安打1失点で降板 大山に痛恨の右前打 初めて外野に飛んだ一打で白星スルリ

[ 2023年6月4日 15:36 ]

交流戦   ロッテ―阪神 ( 2023年6月4日    甲子園 )

<神・ロ>6回1死三塁、大山(奥)に先制適時打を浴びる佐々木朗(撮影・北條 貴史)
Photo By スポニチ

 ロッテの佐々木朗希投手(21)が4日、甲子園球場での阪神戦に先発。6回に痛恨の初安打を許し、6回1安打1失点で降板。この試合で開幕5連勝とはならなかった。

 0―0の6回先頭の中野に四球を与えると、盗塁と暴投で1死三塁のピンチを迎える。ここで大山に5球目のフォークボールが高めに浮き、右前へ運ばれた。

 初回に2番の中野をこの日最速の163キロ直球で見逃し三振に斬るなど、5回まではノーヒット投球。しかも15アウトの内訳は三振が9、内野ゴロ6で、外野には1球も飛ばさせておらず、大山の一打が外野へ飛んだ初めての打球だった。結局、6回、102球を投げ1安打1失点。5四死球、10三振の内容だった。三振は今季69三振で両リーグトップに立ったが、悔やまれる1球となった。

 甲子園は、21年5月27日にプロ初勝利を挙げて以来の登板だった。打撃ではその時と同じ2打席連続三振だった。

 ▼佐々木朗のプロ初の甲子園登板 プロ2度目の登板となった21年5月27日の阪神戦に先発。最速154キロで、5回7安打4失点だった。打線が2―4の6回に逆転し、プロ初勝利。大船渡3年時の夏に岩手大会決勝で登板を回避するなど、高校時代は出場できなかった甲子園で、ウイニングボールを手にした。

続きを表示

この記事のフォト

「始球式」特集記事

「落合博満」特集記事

2023年6月4日のニュース