阪神・近本　止まらん！2安打2四球&セ最多7盗塁　連勝止まっても前向き「変に気にすることなくなった」

交流戦   阪神0―4西武 （ 2023年5月31日    ベルーナD ）

＜西・神＞5回、二盗を決める近本（撮影・岸　良祐）
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　連勝は止まっても、阪神・近本の勢いは止まらない。2安打2四球で計4出塁。出塁率.429へ上げ、リーグトップのDeNA・宮崎（同.476）に近づいた。

　初回は2ボールから本田の外角直球を右越え二塁打。「直球に近い球がきたらいこうと思っていた」。初回初球を右越え三塁打した前夜を再現するような強打で滑り出した。四球を選んだ5回はけん制での帰塁の際に一塁手・渡部の右膝が首付近を強打。一時はもん絶しながら、中野への5球目には二盗を決めた。7盗塁はリーグ最多を快走。元気いっぱいの奮戦で「痛みは大丈夫」と強調した。

　4点劣勢の9回2死では同郷の“淡路島対決”だった増田から四球。最後までリードオフマンとしての役割に徹し、「（連勝を）変に気にすることもなくなった」と前向きだった。