ヤクルト　史上初の優勝翌年に12連敗で単独最下位転落…高津監督嘆き「歯車がかみ合わない」

交流戦   ヤクルト2―5日本ハム （ 2023年5月31日    エスコンF ）

＜日・ヤ＞9回、ベンチで試合を見る村上ら（撮影・高橋　茂夫）
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　リーグ連覇中のヤクルトは16連敗した19年以来の12連敗を喫した。優勝翌年の12連敗は史上初の屈辱。20年11月10日以来の単独最下位に転落した高津監督は「歯車がかみ合わない」と言葉を絞り出した。

　5月の最終戦。体調不良で離脱していた青木が出場選手登録され即「2番・左翼」で出場し2安打を放った。打率・192の長岡を今季初めてスタメンから外して武岡を「9番・遊撃」で起用した。打線をてこ入れし、打開を放ったが2得点のみ。先発した高卒5年目の市川の4四死球が絡んでの5回4失点降板が響いた。

　借金は13に膨らみ、5月は6勝17敗1分け。月間17敗は20年10月以来3年ぶりだ。「チームをしっかりまとめていかなきゃいけない」と指揮官。まずは6月初戦で連敗を止めたい。（青森　正宣）