ヤクルト “代打の神様”川端が1776日ぶり1試合3安打 今季初スタメンで躍動

[ 2023年6月1日 19:52 ]

交流戦   ヤクルトー日本ハム ( 2023年6月1日    エスコンフィールド )

交流戦<日・ヤ>3回、2ランを放った村上(右)とタッチを交わす川端(左)
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 ヤクルト・川端慎吾内野手(35)が「3番・DH」で今季初のスタメン出場。2018年7月21日の中日戦(神宮)以来、1776日ぶりとなる1試合3安打を記録した。

 得点に絡む、堅実な働きだった。初回1死一塁、カットボールをコンパクトにとらえた打球は一、二塁間へ。日本ハム二塁手・加藤豪の懸命の一塁送球も及ばず、二塁内野安打をもぎ取った。3試合連続となる安打は、4番・村上の先制打を引き出すつなぎの一打となった。

 2打席目も確実に仕事を果たした。3回1死、今度はカーブを叩き、またも二塁への内野安打を記録。次打者・村上の貴重な追加点となる10号2ランを呼び込んだ。

 決定的な仕事は7回だ。3-0の7回無死満塁、加藤貴の投じた初球を確実にミート。投手の足元をかすめ、二遊間を破る中前打を放ち、貴重な得点を加えた。

 2015年に首位打者、最多安打のタイトルを獲得。2019年以降は主に代打としてチームに不可欠な存在感を示しているベテラン。衰えない打撃技術を改めて示した形だ。

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