吉田正尚「打つべき球を打てている」4戦連続マルチ安打で打率リーグ2位・317

[ 2023年6月1日 12:44 ]

インターリーグ   レッドソックス―レッズ ( 2023年5月31日    ボストン )

<レッドソックス・レッズ>2回無死から右越え7号ソロを放った吉田(AP)
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 レッドソックスの吉田正尚外野手(29)が5月31日(日本時間6月1日)、本拠地ボストンでのレッズ戦に「4番・DH」で先発出場。2回の第1打席に20試合88打席ぶりの本塁打となる先制の7号ソロ、8回の第4打席には中越え二塁打して4試合連続マルチ安打をマーク、4打数2安打で打率はリーグ2位の・317となった。チームは4―5で敗れて3連敗を喫した。

 2回無死の第1打席、打った瞬間に確信してゆっくりと歩き始めた。1ボール1ストライクからレッズの先発右腕ウィーバーの内角球をとらえた打球は右翼スタンドに飛び込む先制の7号ソロ。4日(同5日)のブルージェイズ戦で中越えソロを放って以来実に20試合88打席ぶりの本塁打だ。前日30日(同31)の同カードの第3打席から4打席連続安打も記録した。

 4回無死の第2打席は遊ゴロ、6回無死一塁の第3打席は遊ゴロ併殺打に倒れたが、2点を追う8回無死の第4打席でも1ストライクから右腕シムズの高めの直球を叩いて中堅フェンス直撃の二塁打安打。27日(同28日)のダイヤモンドバックス戦から続く連続試合マルチ安打も「4」に伸ばした。これで通算成績は47試合で183打数58安打、打率・317、7本塁打、31打点、3盗塁となった。

 試合後、吉田は4戦連続マルチ安打の要因について「打つべき球を打てている」と言い、右翼ポール方向への20試合ぶりの本塁打を「切れるな、と思いながら見ていました」と振り返った。また、チームの3連敗については「接戦を落としているんですけれども、もう終わったことなので明日に向けてまたいい準備をしたいと思います」と話した。

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