球界大物OBがズバリ!魔球スイーパーの元祖はあの伝説右腕「凄いコントロールと切れだった」

[ 2023年6月1日 16:25 ]

水上善雄氏(写真は日本ハムコーチ時代)
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 元ロッテなどの人気選手で、日本ハム、ソフトバンクでコーチを務め、現在は橘学苑高野球部監督の水上善雄氏(65)が高橋慶彦氏(66)のYouTube「よしひこチャンネル」にゲスト出演。エンゼルス・大谷翔平の球種として有名になったスイーパーの元祖は稲尾和久と指摘した。

 水上氏は「今、スイーパーって大谷が投げてるんで流行ってるじゃないですか」と切り出し、「私がロッテに入ったばかりの頃、成田文男さんがいらっしゃって、横滑りするスライダーを投げていた。こんな球どうやって打つの?と思った」と、ロッテで20勝以上4度で通算175勝した右腕の名前を挙げた。

 高橋氏も「お化けフォークもそうだけど投げていた。村田兆治さんのフォークなんか消えていた。杉浦(忠)さんのカーブなんて右打者が飛び上がって逃げた」と同意した。

 その上で、水上氏は「私はスイーパーの元祖は稲尾(和久)さんだと思っている。ストレートも速かったけど、スライダーの凄いコントロールと切れがよくて、少しサイド気味の投げ方で(ボールを)切るから横に曲がる」と、西鉄(現西武)で276勝した伝説的右腕のスイーパーを解説した。

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