阪神・岡田監督連敗に「ズルズルいきそうな負けやで」不振ノイジーには「なんぼ言うてもあかん」

[ 2023年6月1日 21:43 ]

交流戦   阪神2―4西武 ( 2023年6月1日    ベルーナD )

<西・神>敗戦に渋い表情の阪神・岡田監督(撮影・大森 寛明)
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 阪神は西武に連敗を喫し、6カードぶりの負け越しとなった。セ・リーグ首位を独走している状況ではあるが、岡田監督は“ただの1敗”にならないことを強調。打線については当たりの止まっているノイジーについて言及し、2日のロッテ戦(甲子園)での連敗ストップを厳命した。以下は試合後の一問一答。

 ――先発投手(宮川)のところで崩したかった。
 「いや、そら、つながらんもん。そら。昨日もそうやけど」

 ――いいときは、ああいうフォアボールを生かして。
 「そう。もっとなあ。つながったりなあ。まあヒットも5本、6本なあ。この3試合そんなんやしな」

 ――佐藤輝の状態が気になりますが。
 「いやいや、あんなもんやろう。まだマシやんか、ノイジーに比べたら。うーん」

 ――3番がつなぐと得点につながる。
 「いや、もう、勝手に打っとるやろ。初球でもなあ。くそボール。ボールばっかりもう、なんぼ言うてもあかんなあ。おーん。あそこで(打線が)切れてしまうから。そら、もう線にならんもんな」

 ――打ちたい気持ちがはやってか?
 「打ちたい打ちたいってそんなに打ってないやんか、今まで。何を言うてんのそんなの。打ちたい打ちたいでみんな打たれへんで、そんなもん。よっぽど3割30本くらい打てるやつが言う言葉であって、そんな打ってへんやろ?2割5分で、ちょっとぐらいのホームランやしな」

 ――やるべきことをやる必要がある。
 「そうや。それを打ちたいって考えるのは、おかしいよな」

 ――あそこの打順(3番)はノイジーしかいない。
 「そんなことないよ。ほかいてるよ。何でよそんなの。打てへんならいつまでも使わへんよ」

 ――渡辺諒はパの経験を買って?
 「いやいや、だから、DHは初めてやから様子見でな、そら。今日は前川いけんやろ、そら。他の選手の都合もあるから。そういうことやんか、別に、誰が適してるとか分かれへんわけやから。まあ、一番パ・リーグ知っとる、最初からなあ、この3連戦1回ぐらいなあ、いこう思とったよ、そら」

 ――彼はチャンスをもらった時に。
 「いやいや、いい仕事してるやんか、なあ」

 ――ミエセスの状態も悪くない。甲子園に帰ったら打順、ポジションの変更はあるか。
 「いや、そら考えるよ、そら」

 ――森下も2本打った。
 「まあ、だから、ポジション的にもライトとそないしてDHあるけど、2つのポジションが空いてるわけやから、まあ森下も昨日、おとといとなあ、そういうの見とって、今日ちゃんとな、結果出てるわけやから。別にそれでええんちゃう? 森下で。じゃ、森下使うになるやんか。別に」

 ――今日の負け方は嫌な負け方。
 「いやあ、今日の負け方はあれやなあ。自滅やろ。もう初回から伊藤(将)も悪かったよなあ。『どうなってるの』て言ってたけど、ピッチングコーチと」

 ――伊藤将らしくなかった。
 「いや、もう高めばっかりやんか。なあ」

 ――流れ的にも明日で食い止めたい。
 「いや、そらもう、今の打線とかな、つながりとかいうたら、そらお前、ズルズルいきそうな負けやで。そんなの。ただ単の負けじゃないよな。そんな、自分のヒットがないだけで、簡単に考えとったら、そんなもんズルズルいってしまうよ。これは。どのくらいな、そういう危機感を持つかやろなあ。おーん」

 ――久しぶりの連敗というか、明日からは甲子園でまた。
 「そんなもん、わからへんやないか。明日からも負けるかもわからへんやんか。そんなもん、お前、安易な考えで。そら絶対に止めなあかんわけやから。止めるためにはどうするかいうことやろ」

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