巨人・山崎伊織 マリンの風にも負けず、7回1失点 交流戦初勝利の権利を得て降板

[ 2023年6月1日 20:48 ]

交流戦   巨人―ロッテ ( 2023年6月1日    ZOZOマリン )

<ロ・巨>7回を終えた山崎伊は雄叫びをあげる(撮影・西川祐介)
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 巨人の3年目右腕、山崎伊織投手(24)が交流戦3戦目となったロッテ戦(ZOZOマリン)に先発登板。制球に苦しみながらも7回5安打1失点と粘りの投球を披露し、交流戦初勝利となる今季4勝目の権利を得て降板した。

 前回登板した5月25日のDeNA戦(東京D)では今季2戦2勝の相手に2回で2本塁打を浴びるなど4回6安打3失点で降板。「早い回で点を取られてしまってチームに申し訳ないです。ベンチで声を出して応援します」とコメントした通りの応援も実ってチームは逆転勝利を収めた。

 それから中6日で迎えた今季7度目の登板。主砲・岡本和が初回に2点適時二塁打、3回に12号ソロを放って3点を先取してもらったが、序盤から苦しいマウンドが続く。初回、2回と安打を打たれ、3―0で迎えた3回には1死から3連続四球で満塁としてから昨季まで同僚だったポランコの犠飛によりノーヒットで1点を失った。

 2点リードで勝利投手の権利が懸かった5回は岡、藤岡の1、2番コンビに連打され無死一、二塁。犠打で1死二、三塁とピンチが続いた。だが、ポランコをこの日最速となる151キロの外角直球で見逃し三振。山口は右飛に打ち取って得点は許さなかった。

 ZOZOマリン名物の強風に飛球が流され、4回と6回にいずれも無死二塁のピンチを迎えたが、ともに無失点。1度も3者凡退はなかったが、7回を1失点で投げ切った。

 山崎伊の投球内容は7回で打者30人に対して119球を投げ、5安打1失点。6三振を奪い、与えた四死球は4つ、直球の最速は151キロだった。

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