阪神・門別 被安打11も粘って5回投げ切る「カーブがもっとゾーンにまとまってくれば理想」

[ 2023年6月1日 17:21 ]

ウエスタン・リーグ   阪神2―3中日 ( 2023年6月1日    鳴尾浜 )

<ウエスタン 神・中> 阪神の先発・門別は5回無失点の力投を見せる (撮影・後藤 大輝)
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 公式戦では2度目の先発となった阪神ルーキーの門別が5回3失点(自責1)と粘りの投球を見せた。3者凡退は一度もなく、被安打11と終始、走者を背負う展開を強いられたが要所を締め「打たれてる中でも、しっかり自分なりに粘って投げられた」とうなずいた。

 それでも課題は明確で「反省点は変化球が入らなかったこと。カウントを勝手に悪くしている。そこをもっとアバウトにいけたら自分も楽にピッチングできる」と分析。精度を上げたい球種として、この日も配球に織り交ぜたカーブを挙げた。

 「カーブがもっとゾーンにまとまってくれば理想です」。まだ高卒1年目で、今は実戦マウンドを踏んで経験を積んでいく時期だ。和田2軍監督も「現時点としてはよく粘れた。いろんな球種を使って、悪いなりにああいう投球できるのはなかなかできることじゃない」と潜在能力を評価した。

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