巨人・坂本勇人「トリプル2000」Tシャツ全選手が着て試合前練習　盟友・沢村も駆け寄り“金字塔”祝福

交流戦   巨人－ロッテ （ 2023年6月1日    ZOZOマリン ）

＜ロ・巨＞試合前、坂本はトリプル2000Tシャツで笑顔（撮影・西川　祐介）
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　巨人・坂本勇人内野手（34）が1日、ロッテ戦（ZOZOマリン）前の練習に「トリプル2000」Tシャツを着て登場。全選手が着用して、遊撃手として史上初めて2000試合出場を果たした偉業を祝福した。

　遊撃手初の偉業、そして巨人では王、長嶋、柴田の3人しか達成していなかった「トリプル2000」達成から一夜明け、ZOZOマリンのグラウンド上では黒地に金色の「TRIPLE　2000」の文字が胸元に輝く特製Tシャツを着た坂本の笑顔がはじけていた。坂本だけではなく全選手が練習中に着用。金字塔を打ち立てた34歳の現役レジェンドをチーム全体で祝福した。

　グラウンドでは2010年ドラフト1位で巨人に入団し、20年に香月との交換トレードでロッテに移籍するまで苦楽をともにした同学年の盟友・沢村が坂本に駆け寄り祝福の言葉を掛け、がっちりと握手を交わす場面もあった。前日から一転、“トレードマーク”の長髪をバッサリ切った沢村は、坂本と一緒にいた岡本和らとも言葉を交わし1勝1敗で迎える第3戦の健闘を誓い合った。

　坂本は31日の同戦でプロ野球史上初めて遊撃手としての2000試合出場を果たした。通算では2031試合に出場し、通算2243安打。同一ポジションでの2000試合出場に加え、出場2000試合、2000安打の「トリプル2000」達成は、巨人では王貞治（一塁2799試合）、長嶋茂雄（三塁2172試合）、柴田勲（外野2066試合）に次ぎ4人目となった。