エンゼルス、不敗神話継続! 「トラウタニ弾」で今季5戦5勝 140メートル弾共演!

[ 2023年6月1日 06:01 ]

ア・リーグ   エンゼルス12ー5ホワイトソックス ( 2023年5月31日    シカゴ )

3回に2試合連続となる14号2ランを放った大谷(右)と、迎えるトラウト(AP)
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 エンゼルスの「不敗神話」が力強く継続した。「3番・DH」で出場した大谷翔平投手(28)とマイク・トラウト外野手(31)がともに本塁打を記録。「トラウタニ弾」は通算27度目で、今季は5戦5勝となった。

 まずはトラウトが試合を動かした。初回無死一塁、ホワイトソックス先発で通算127勝右腕・リンのスライダーを強振。打球は左中間席上段まで一直線にはじけ飛んだ。5月24日(同25日)のレッドソックス戦以来、6試合ぶりの13号2ランで通算1600安打に到達。節目の一打でチームを勢いづけた。

 次は大谷の番だ。2-1の3回1死一塁、ホワイトソックス先発・リンが投じた初球の93・8マイル(約150・9キロ)高めシンカーを完璧に捉え中越えへと運ぶ2試合連続の14号2ラン。さらに6-1の4回1死二塁からは93・4マイル(150・3キロ)直球をフルスイングし、右翼席上段へと運んだ。

 華麗なる共演だった。トラウトの本塁打は打球速度110・8マイル(約178・3キロ)、飛距離476フィート(約145・1メートル)、角度は24度。弾丸ライナーの特大弾。大谷の2本目は速度111・8マイル(179・9キロ)、飛距離は今季最長の459フィート(139・9メートル)、打球角度30度と完璧な当たりだった。「トラウタニ」が特大弾の競演でチームの勝利に貢献した。

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