東大 渡辺俊介氏長男・向輝好投で明大とドロー「制球を改善していけば安定したピッチングができる」

[ 2023年6月1日 05:00 ]

<明大・東大>明大打線を7回1失点に抑えた東大・渡辺(撮影・柳内 遼平)
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 東京六大学野球の新人戦にあたるフレッシュトーナメントが31日、神宮で開幕した。Aブロックは東大が明大と4―4で引き分け。元ロッテ・渡辺俊介氏(現日本製鉄かずさマジック監督)の長男・向輝投手(2年)が先発で7回1失点と好投した。Bブロックは法大が立大に4―2で勝利した。

 東大の2年生右腕・渡辺が先発して7四死球を与えながら7回4安打1失点。ロッテで通算87勝を挙げた父・俊介氏とそっくりなアンダースローから繰り出す120キロ台の直球とシンカーを駆使して的を絞らせなかった。

 無走者でも西武などで活躍した下手投げ右腕・牧田和久を参考にしたというクイックで相手を幻惑。初の先発の座を狙う秋季リーグに向け「制球を改善していけば安定したピッチングができると思います」と誓った。

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