ブルージェイズ・雄星 ようやく日米100勝 王手から3戦足踏み「時間かかったけど、もちろんうれしい」

[ 2023年6月1日 02:30 ]

インターリーグ   ブルージェイズ7-2ブルワーズ ( 2023年5月30日    トロント )

<ブルージェイズ・ブルワーズ>5回2失点で6勝目、日米通算100勝目を挙げた菊池(AP)
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 日米通算100勝に王手をかけてから3試合足踏みが続いたブルージェイズの菊池が、5回3安打2失点と粘って6勝目を挙げ、節目に到達した。

 日本の8年で73勝、メジャー5年目で27勝。「時間かかったけど、こうして100勝できたことはもちろんうれしい」と喜びをかみしめた。

 初回に4試合連続、今季15被本塁打となる先制2ランを浴びたが、打線が3回までに7得点。前回苦しんだスライダーを修正し「気持ち的にも攻めていけた」と立て直した。

 4回にウィーマーから96・4マイル(約155キロ)直球で空振り三振を奪い、メジャー通算500奪三振にも到達。本拠地ファンへ帽子を掲げて応え「拍手をしてもらえてうれしかった」と笑顔だった。

 ≪21年ぶり日本投手1日3勝≫千賀、菊池、藤浪による日本投手の1日3勝は02年6月19日の大家友和(エクスポズ)、石井一久(ドジャース)、伊良部秀輝(レンジャーズ)以来、21年ぶり4度目。同日は佐々木主浩(マリナーズ)がセーブを挙げている。初は00年8月18日の野茂英雄(タイガース)、長谷川滋利(エンゼルス)、大家(レッドソックス)、2度目は01年4月26日の野茂(レッドソックス)、吉井理人(エクスポズ)、マック鈴木(ロイヤルズ)。

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