早大・清宮がホロ苦デビュー 宮城誇南は好救援で初勝利

[ 2023年6月1日 13:28 ]

東京六大学野球春季フレッシュトーナメント第2日 A組   早大(1勝)5―2東大(1敗1分) ( 2023年6月1日    神宮 )

神宮デビューした早大清宮(左)と初勝利の宮城
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 日本ハム・清宮の弟、福太郎(2年=早実)が神宮デビューを果たした。7回、1死一、三塁の場面で代打出場。快音が期待されたが、2―2からスライダーを空振り。初打席は悔しい三振となった。

 「打席に入る前に(狙い球を)想定しすぎてしまった。初球の甘いボールを見逃した瞬間三振が見えてましたね」と反省しきり。入学した昨年5月に右ヒジをクリーニング手術。リハビリの日々を送り、実戦に戻ったのは昨年末。今年から本格的に練習に取り組んできた。「とにかく打てる打者になりたいです」と意欲を見せる。スタンドには日本ラグビー協会副会長の父・克幸氏も観戦に訪れていた。「父からは“打て!”と言われてます」と笑った。福太郎は神宮のスター候補の一人。夏の猛練習で成長し秋の本番デビューが待たれる。

<浦和学院から入学の宮城、秋のベンチ入り目指す>
 浦和学院から入学した宮城誇南投手が神宮デビュー。6回の無死満塁に救援し、暴投で1点を与えたが9回までの4イニングを無安打に抑え初勝利をつかんだ。入学した3月に肩を痛め、何とかフレッシュに間に合わせた。「投げ方が悪くて痛めてしまった。神宮のマウンドは初めてで投げやすかった。秋はベンチ入りできるように頑張ります」と頼もしい。球速は130キロ台と物足りなかったが、これも急仕上げの影響。140キロ中盤のストレートが戻り、多彩な変化球となれば、十分秋は戦力になりそうだ。

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