阪神 首位攻防戦で痛恨ドロー 2度のサヨナラ機逃し565日ぶり単独首位浮上はお預け

[ 2023年4月9日 18:30 ]

セ・リーグ   阪神1-1ヤクルト ( 2023年4月9日    甲子園 )

<神・ヤ(3)>引き分けに終わり、引き揚げる岡田監督。左は近本(撮影・北條 貴史)
Photo By スポニチ

 阪神が、9日のヤクルト戦に引き分け、首位攻防の3連戦は1勝1敗1分けの痛み分けに終わった。勝てばヤクルトをかわして、21年9月21日以来、565日ぶりに単独首位に浮上する一戦だったが、お預けとなった。

 緊迫の好試合だった。3回に無死から1番・近本、中野の連打で一、三塁の好機をつくると3番・ノイジーの遊ゴロ併殺崩れの間に1点を先制した。

 投げては先発・才木が序盤から快投を見せ7回を5安打1失点、11奪三振。無失点で迎えた7回2死一、二塁から代打・川端に同点を浴びたが、しっかりとゲームメークした。

 そして迎えた9回に1死一、二塁の絶好機をつくるが、中野、ノイジーと凡退して延長戦に突入。さらに延長11回には再び1死一、二塁のサヨナラ機を迎えるが、近本が遊ゴロ併殺に倒れた。

 自慢の投手陣が踏ん張り、ヤクルトに勝ち越しは許さなかったが、あと一歩のところで白星をつかめず、単独首位浮上はお預けとなった。

続きを表示

この記事のフォト

2023年4月9日のニュース