予告バースデー勝利!広島・玉村、次戦は「僕と秋山さんの誕生日なんで」 先輩の援護射撃も期待!?

[ 2023年4月9日 17:29 ]

セ・リーグ   広島4-2巨人 ( 2023年4月9日    マツダ )

ヒーローインタビューを終え、ガッツポーズをする(左から)マクブルーム、玉村、田中(撮影・平嶋 理子)
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 広島・玉村昇悟投手(21)が、9日の巨人戦で7回途中1失点と好投し、うれしい今季1勝目を手にした。

 初回、先頭のオコエに先頭打者弾を浴びるスタート。しかし、玉村は動じることなく、再発進した。4回以外は毎回走者を出したものの、要所で踏ん張り、7回途中まで7安打1失点の力投。「初回に失点してしまったのですが、チームは良い流れで来ていたので、援護はすぐ来ると思って、僕が負けないように頑張りました」と話し、力投を振り返った。

 光ったのは冷静さだ。2回以降の心境を問われると「切り替えて“なんとか、ならんかな”と思って頑張りました。(初勝利には)“なんとか、なりました”」と屈託のない笑顔を見せ、スタンドの鯉党から温かい歓声が。4回の田中広輔の一発には「歓声もすごくて、お祭り騒ぎでした」とお立ち台で並んだ先輩に感謝して、さらにスタンドを沸かせた。

 2日のヤクルト戦は5回3安打2失点ながらも勝利投手になれなかったが、これで勢いに乗りそうな白星。お立ち台で、最後のコメントを託された玉村は、『最高の週末を過ごされたカープファンへ、メッセージを』と聞かれると「きょうはマック(マクブルーム)の誕生日なんですけど、このままいけば、次の4月16日は僕と秋山さんの誕生日なんで」と笑顔で“勝利宣言”。来週末の16日は本拠地でのヤクルト戦が予定されており、くしくも秋山の35歳、自らの22歳の誕生日が重なるとし「あと残り、21歳を楽しんで頑張ります。次も来てください!」とファンに来場を呼びかけていた。

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