巨人、泥沼! 開幕10戦目までに5連敗は11年ぶり球団ワースト オコエ1442日ぶり弾も空砲

[ 2023年4月9日 16:05 ]

セ・リーグ   巨人2―4広島 ( 2023年4月9日    マツダ )

<広・巨>4回、田中に本塁打を浴びる赤星 (撮影・西川祐介)
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 巨人が広島に逆転負けを喫し、昨年8月に6連敗して以来となる5連敗。開幕9試合で借金3となった。同一カード3連戦3連敗は今季初。開幕10試合までに5連敗するのは2012年以来11年ぶり5度目の球団ワーストタイ記録となった。

 1番に起用されたオコエが初回先頭打者初球アーチを放って先制。昨年12月の現役ドラフトで巨人入りし、楽天時代の2019年4月28日ロッテ戦(楽天生命)以来1442日ぶりとなる本塁打でチームに勢いをつけた。

 だが、2日の中日戦(東京D)で自己最長タイの7回を投げて5安打1失点と好投するもリリーフ陣が追いつかれて今季初勝利を逃していた先発右腕・赤星が3回に1死から菊池、野間、秋山に3連打されて追いつかれると、マクブルームの中犠飛で1―2。4回にはデビッドソンに4号ソロ、田中に1号ソロをいずれも右翼スタンドへ叩き込まれて計4失点で降板した。

 打線は、前日の同戦で開幕から23打席目にして今季初安打となるバックスクリーンへの1号ソロを放つなど2安打した坂本が今季初めてスタメン2番に入る一方で、丸と吉川が今季初めてスタメン落ち。5回には赤星の代打に出た松田がソフトバンクから加入後6打席目で待望の初安打を放ち、そのまま二塁の守備についたが、6回に最初の打球処理で悪送球の失策。7回からは正二塁手の吉川がこの試合3人目の二塁守備につく展開だった。

 1―4で迎えた9回には相手守護神・栗林から中田翔が7試合ぶりとなる3号ソロを左翼スタンド上段へ放ったが、ブリンソンの代打に出た丸が二ゴロに倒れて試合終了。2点及ばず、5連敗となった。

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