メッツ・千賀滉大 安定感抜群の2勝目!! 本拠地デビュー戦で6回3安打1失点

[ 2023年4月9日 07:50 ]

ナ・リーグ   メッツ5ー2マーリンズ ( 2023年4月8日    ニューヨーク )

<メッツ・マーリンズ>6回、エスコバルの2ランにベンチで大喜びの千賀(撮影・光山 貴大)
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 メッツの千賀滉大投手(30)が8日(日本時間9日)本拠地シティフィールドでのマーリンズ戦に先発。6回3安打1失点の好投で、2勝目を挙げた。奪三振は6で防御率は1・59。本拠地デビュー戦を安定感抜群の投球で飾った。

 立ち上がりのピンチをしのぎ、リズムをつかんだ。初回、1死からクーパー、アラエスに連打を許し一、二塁の場面を招いたが、動じなかった。ソレアを84・3マイル(約135・6キロ)の「ゴーストフォーク」で空振り三振に仕留めると、セグラは内角98・1マイル(約157・8キロ)直球で一ゴロ。冷静に打者と対峙(たいじ)し、順調にスコアボードに「0」を刻んだ。2回は6番・ガルシアから3者連続三振。決め球は全て「ゴーストフォーク」だった。

 味方がリードを3点に広げた直後の6回、先頭のチザムにメジャー初めての本塁打を被弾。なおも2つの四球で2死一、三塁としたが、ガルシアをスライダーで三ゴロに打ち取った。確実に試合をつくり、先発としての使命を果たしてマウンドを降りた。

 メジャー初登板となった2日(同3日)のマーリンズ戦では5回1/3を3安打1失点で、メジャー初勝利を記録。奪った8三振はすべて、フォークボールでバットを空を切らせたもの。デビュー戦での8奪三振は球団史上3位の多さだった。最大落差104センチを誇る代名詞の「お化けフォーク」。呼ばれ方こそ「ゴーストフォーク」に代わったが、メジャー選手たちに大きな衝撃を与えた。

 フォークボールだけではなく、抜群の安定感も示した抜群。千賀がメジャーの舞台で着実に白星を積み重ねていく。

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