中日・龍空　「自分が一番びっくり」プロ初本塁打　今季7試合目でのチーム1号に

セ・リーグ   中日1―3DeNA （ 2023年4月8日    横浜 ）

＜D・中＞5回、ソロを放ちハイタッチをかわす龍空（撮影・白鳥　佳樹）
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　中日・龍空の記念すべきプロ1号本塁打は、今季7試合目での中日のチーム1号となった。0―0で迎えた5回1死。ガゼルマンの高めツーシームを捉えた打球は、風にも乗って左翼席最前列に届いた。

　「自分が一番びっくり。（チーム1号は）意識はしていなかったんですけど、自分がこのまま勢いづけられたらいいな、というふうには思います」

　高卒3年目で通算244打席目。12球団で唯一出ていなかった本塁打は、堅守が魅力の若竜が放ち、球団の開幕からのノーアーチ記録も00年に並ぶワースト2番目の6試合でストップ。3月31日の開幕・巨人戦では3打席目で代打を送られており「本当に悔しい気持ちもあった。結果を残さないといけない世界」。チームは敗れて今季初の単独最下位となったが、明るい材料は見えた。（山添　晴治）