阪神・大竹、青柳とのキャッチボールが飛躍のきっかけ 「気を抜いたらやられる」剛球に刺激受けて

[ 2023年4月9日 08:00 ]

セ・リーグ   阪神1―0ヤクルト ( 2023年4月8日    甲子園 )

<神・ヤ>湯浅からウイニングボールを受け取る大竹(左端は岡田監督)(撮影・大森 寛明)
Photo By スポニチ

 【記者フリートーク】大竹の飛躍の一助となっているのが青柳とのキャッチボールだ。1月末の沖縄先乗り自主トレ。青柳の「相手いない人、お願いします」という呼び掛けに大竹が応じたことがペアを組むきっかけ。2人の小気味いい投げ合いは、今ではもうお決まりの光景だが、実は大竹、日々“身の危険”にさらされている。

 「青柳さんの球威がエグすぎて、グラブの型が崩れて修理に出しましたよ…。“気を抜いたらやられる”と思うくらい、すごい球」

 大竹が過去、キャッチボールで恐怖心まで覚えたのは、山本(オリックス)、和田、大関(ともにソフトバンク)の3投手だけ。「青柳さんがすごいから、自分もおのずといい球を投げられる。ミラーリングみたいに」と分析する。

 心理学用語の「ミラーリング」とは「同調効果」の意。好感を持つ相手の仕草や行動を自然とまねてしまうことをいう。多くの白星を積み重ねていく姿もまねていきたい。(阪神担当・八木 勇磨)

続きを表示

2023年4月9日のニュース